動物病院の建築・内装工事

様々な種類や性格のペットが毎日、来院する動物
病院。動物の習性への配慮やペットオーナーさんが
気持ちよく来院していたただく為の建築・内装を
施すことが重要です。

「動物病院の建築・内装工事 ワンポイント講座」
第2回は、前回から続いて“待合室”と、動物病院の
顔ともいえる“受付室”の工夫のポイントをご紹介
させていただきます。
前回、待合室についての工夫や注意点をご紹介いたしましたが、
その他にご紹介しきれなかった待合室のレイアウトについてご提案
させていただきます。

動物病院の外で、ペットと一緒に待っておられるオーナーさんをよく
見かけることがあります。特に急患や複数の患者さんが一度に待合室
に入ると、ペット同志で喧嘩になったり、吠えあったりすることがありま
すので、院内に入って待つことを避けているのでしょう。

大切なペットを外で待たせることのないようにする工夫、また外で
待っていたただく際の工夫を考える必要があると思います。
待合室のスペースを比較的広く確保できる場合は、入口を境にして左右両側にベンチを設ける
と良いでしょう
(図@)
さらに左右を犬と猫のコーナーに分け、プランターやローパーテーションなどで視線を遮る工夫も
効果的だと思われます。
それほど広いスペースを確保できない場合は、外にベンチスペースなどを設けて第2の待合室コーナー
として、おしゃれな感じにレイアウトしてみてはいかがでしょうか。
できれば雨除けも忘れずに!また、ここで大事なのはリードの止め具を据え付けておくことです。
受付室は、受付票への記入、相談や診察料の支払い等、
ペットオーナーさんと接する大切な場所です。意外に気づかない
ものですが、書類や薬など雑然とした様子がペットオーナーさんから
丸見えになっているケースが多いものです。

カルテ棚や書類などあまり見られたくない部分は、受付カウンターから
直接えないスペースにレイアウトするなどの工夫が必要かと思います。
カウンターの高さや奥行きにも注意が必要です。
低すぎるとカルテや会計等、手元の書類がペットオーナーさんに見えて
しまいます。
高すぎてもペットオーナーさんが不便に感じますので、バランスを考えて
設置することが大切でしょう。
また、受付カウンターでは、ペットオーナーさんが問診票の記入のために両手を使います。
必ずリードを止める止め具を取り付けておきたいものです。

院内導線という観点から、受付室は動物病院の中心、キーステーションといえるのではないでしょうか。
すみや袋小路になる位置にレイアウトするのは極力避けるべきです。
できれば、どちらの方向からも往来できるよう配置したいものです。



Copyright 2003 Reworksystem Co.,ltd. All rights reserved.